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レビュー(Amazon.co.jp)
?「行動派作家」として知られる立松和平の「いのち」の絵本シリーズ第4弾。『山のいのち』、『海のいのち』、『街のいのち』に続くこの『田んぼのいのち』では、「人間の苦しみと、しかし、苦しいだけではないと応えてくれる自然への信頼」をテーマに描いている。
???3年前に小学校も廃校となった過疎の村。近所で米作りをするのは、とうとう賢治さんと春子さん夫婦だけになった。しかも草刈りの途中で春子さんが倒れてしまう。それでも稲はぐんぐんのびて、田んぼにはいのちがみなぎっている。
???絵は、著者の実の娘で、前作からのコンビとなる横松桃子。ひっかいたような繊細な線で描かれる老人の姿は若々しい。それは、50年間米を作っていても、「五十回しかつくってなくて、一年生の気分」でいるという謙虚ないのちの姿だ。
???今この瞬間にも消えていく日本の原風景や、自然に対する姿勢について考える機会を与えてくれる、子ども向けと一概に言いきれない1冊である。(小山由子)
カスタマーレビュー 
五十年間米作り、でも五十回しか
(2005-08-08)
農家の老夫婦の稲作への想い。
「五十年間米をつくっている、でも五十回しかつくってなくて、いつも一年生の気分」
という表現がとても印象的でした。
奥さんの体調不良と対比した稲の成長が力強く描かれています。
立松さんの「いのち」シリーズの1冊。
静かなメッセージを子ども達に届けたいですね。


