曲目リスト
1.ビッグ・バーン・ベッド
2.マイ・ラヴ
3.ゲット・オン・ザ・ライト・シング
4.ワン・モア・キッス
5.リトル・ラム・ドラゴンフライ
6.シングル・ピジョン
7.ホエン・ザ・ナイト
8.ループ(ファースト・インディアン・オン・ザ・ムーン)
9.メドレー:ホールド・ミー・タイト~レイジー・ダイナマイト~ハンズ・オブ・ラヴ~パワー・カット
10.C・ムーン
11.ハイ・ハイ・ハイ
12.ザ・メス
13.アイ・ライ・アラウンド
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レビュー(Amazon.co.jp)
???ロックン・ロールの歴史をどんなにさかのぼっても、本作『Red Rose Speedway』のようなアルバムは見つからないだろう。傑作とは言えないが、怪作である。ウイングスのアルバムなのに、完全にポール・マッカートニーの独壇場。ツアーのリハーサルをやろうとしたウイングスの面々が、ポールの巨大な影に圧倒されて仕事を放棄してしまい、彼を野放しにしてしまった場面をつい想像してしまうほどだ。
???バンドがそうなるのも無理はない。バラの花をくわえたポールのジャケット写真を見れば分かるとおり、本作はポール・マッカートニーについてのアルバムだ。もう少し具体的に言えば、こぢんまりとした佳曲を「Hey Jude」の規模にふくらませるというポールの70年代の得意技に焦点を当てた作品なのである。もちろん、スケール・アップさえすれば「Hey Jude」のような名曲に仕上がるとは限らないのだが、ポールはそのリスクを恐れなかった。あるいは、リスクの存在に気づいていなかったのかもしれない。
???最大の聴きどころは激甘チューンの「My Love」。マッカートニー夫人の性的魅力をテーマにした、柔らかな雰囲気を持つ陶酔的なバラードだ。アルバムの残りを占めるのは、華麗にプロデュースされた気だるいロック。時に甘く、時にウンザリさせられはするが、ポールらしさは全編にあふれている。一体ポールは何をやりたかったのか? それを考えてみたいなら一聴の価値ありだ。(Taylor Parkes, Amazon.co.uk)
カスタマーレビュー 
星2つにしたのはボーナストラックに『アイライラウンド』が収録されているため
(2008-09-27)
完成度の低い作品。これを誉めることは『ひいきのひきたおし』になる恐れ有り、注意されたし。ファンなら充分に楽しめる味のある作品群ではある...
次作『バンドオンザラン』を製作したひとと同一人物というのが信じられない。『バンドオンザラン』の前にはほぼ無価値な作品。なかったことにしたい。
星2つにしたのはボーナストラックに『アイライラウンド』が収録されているため。この曲すきなんだもん。
「マイ・ラヴ」筆頭にバラッド佳曲多し
(2008-07-26)
世評では「バンド・オン・ザ・ラン」がウイングスの最高傑作ということになっているのかもしれないが(?)、それに先立つ本作も、なかなか良い。
「マイ・ラヴ」のように超Aクラスの曲が1曲しかなく、ちょっと印象が薄いが、よく聞き込むと、バラッド系の曲で、地味だがなかなか味わいのある曲が多い。
かと思うと、シュールで実験的なインスト「ループ」が挟まっていたりする。
アルバムとトータルなものとして考えず、1曲1曲独立して採点して平均を取ったら、本作の方が僅差で判定勝ち、というファンも多いかもしれない。
個人的には、ビートルズ時代の作品に完全に肩を並べる「マイ・ラヴ」1曲で、文句無く5☆ですけど。
ポールの気合が見える1枚
(2008-05-19)
本来は2枚組してもおかしくないだったものを厳選して一枚にまとめたといわれるアルバム。捨て曲はありえない。どの曲もポールらしい楽曲に仕上がっている。ポールの気合が見える一枚といえるでしょう。しかし、気合が入りすぎるばかり、少々遊び心が足りないような気がする。だから、ポールにアルバムにしては少々重めになっているような気がする。(ここが原点分かな?)何度も聞くとよさが伝わってくるので、一回だけでなく、繰り返し聞くことをお勧めします。
羽ばたき始めた翼
(2007-06-17)
ビートルズ解散後、ポールが完全復活を遂げたアルバムと云えるでしょう。無論、ビートルズとは違った意味で、ですが。収録曲「マイ・ラヴ」がシングルで全米一位を獲得したほか、アルバム自体も全米No.1になっています。ウィングズがバンドの体をなして完成形に近づいたことを象徴するアルバムです。
セールス的に大成功を収めた次作「バンド・オン・ザ・ラン」の方が評価されることが多いと思いますが、個人的にはこちらの方が好みです。時折、無性に聴きたくなるアルバムです。
シングルとして発売され、どのアルバムにも収録されていなかった「ハイ・ハイ・ハイ」や「ザ・メス」が、CD化によって、このアルバムに納められることになりました。意見は分かれると思いますが、少々甘過ぎるきらいのあるこのアルバムには、丁度良いスパイスになったと思います。
希代のメロディ-メイカー!
(2006-09-06)
ウィングスのセカンドアルバム。このアルバムの代表曲、と言うよりもウィングス(ポールマッカートニー)の代表曲であるマイラヴが収録されています。もちろんマイラヴだけのアルバムであるはずがなく、その他にも素晴らしい曲が満載です。特にリトルラムドラゴンフライがポールのソロアルバム、ラムの流れを受け継ぐ名曲だと思います。もともとレッドローズスピードウェイは2枚組で出るはずだったらしいのですが、どのような経緯かはわかりませんが結局シングルアルバムで出ています。カットされた曲も大筋で判明しているのですが、マニアでもないかぎり気にする必要はないでしょう。これは2枚組で出るはずだったものを、ギュッと1枚に濃縮した中身の濃いアルバムという理解でよろしいかと思います。レッドローズスピードウェイは希代のメロディメイカーであるポールの魅力を堪能するのに最もふさわしいアルバムだと思います。ぜひ手にとってみてください。


