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カスタマーレビュー 
伝説のデザイナー、ジャンヌ・モロー、そして華麗なる3つの館
(2005-05-31)
〜ファッション界最後の伝説的クチュリエ、イヴ・サンローラン。弱冠20歳で成功をおさめた天才も、すでに60歳になっている。その生い立ち、栄光と孤独、女性観、プルースト、コクトーなど彼に影響を与えた芸術家たち、現在のファッション界批判……。ジャンヌ・モローの煙るような声と、サンローラン自身の語りが神秘のヴェールにつつまれたデザイナーの姿を浮き〜〜彫りにしていく。
特筆すべきは本作品の舞台となるサンローランの3つの私邸の美しさだろう。日常を過ごすパリのアパルトマンは、美術館さながらに、ピカソ、マティス、ゴヤ、モンドリアン(65年にはモンドリアン・ルックを発表)など、お気に入りの絵で飾られている。ヴィスコンティ風と称し、全ての部屋がプルーストも小説の登場人物の名を持つ南仏ドーヴ〜〜ィルの別荘。そして現職のパラダイス、モロッコはマラケシュの館。
サンローランの美意識の結晶でもあるこれらの場所を舞台に、彼のお気に入りのモデルたちが過去30年間のコレクションから選りすぐられた洋服をみにつけ、立ち現れては消えていく。
また、冒頭、サンローランに捧げられたマルグリット・デュラスのテキストがモローによって読み上げられる〜〜。〜


