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田波靖男

東宝

グループ:DVD

ランキング:81476

価格:¥ 4,725

発売日:2006-06-23

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カスタマーレビュー

こんな映画が正月公開されたんですね  (2008-02-17)
作品の中身については他のレヴューがすべてを過不足なく物語っています。こういう感じで歌と同じモティーフ(青大将、若大将、星由里子そして他の女性のすれ違いと絡み)を赤坂、香港、京都そして銀座、日比谷の帝劇の下のレストラン街で繰り返しているだけです。ちょっとおたくなインプットをさせていただきますと、これは1964年の東京オリンピックの直後の第一次サッカーブームを反映しています。サッカー場面は実写とのミックスのようです。場所は三ツ沢サッカー場ですね。大学サッカー全盛のときですね。映画公開の正月(1967年1月1日?)の天皇杯では早稲田が田沼ではなく田辺選手の活躍(???)で東洋工業を下して優勝しているほどです。画面に登場する実写も思った以上にまともなサッカーをしています。出てくる1966年の秋(おそらく)の香港も観光番組以上の意味はありません。いつもの定番のシーンの繰り返しです。amabassador hotelは今もあるのでしょうか?京都の紅葉のシーンは素敵ですね。そして新幹線のビュッフェも。コカコーラとパーティーの料理に出ているバナナ(この時代はまだ自由化されていません)は時代を感じさせます。でも女性の髪形をのぞくと、ファッション自体はまったく古さを感じさせません。

ヒット曲頼み?  (2007-10-21)
 1967年正月公開。シリーズ第9作目。
 加山絶頂期の映画で「夜空を仰いで」「旅人よ」「まだ見ぬ恋人」の必殺3曲が歌われている。この映画は昭和41年の大晦日に、加山が「君といつまでも」でレコード大賞本命とされていながら、映画俳優に与えてはならぬとの音楽業界が橋幸夫の「霧氷」に受賞を決めて加山は「特別賞」となってしまい、日本中が溜め息を吐いた翌日の昭和42年正月に公開されたことと、当時では中々行くことの出来なかった香港・マカオの海外ロケもあり大ヒットとなった。

 しかし、内容は前作「アルプス〜」同様雑に作られた感想は否めない。加山雄三の絶頂期であるために細かな編集などできなかった状況は理解できるが、加山の「顔」とヒット曲の勢いに任せて歌謡ショーの合間にドラマを演じている如きの内容だ。澄子の我儘振りも最高潮の時期であるし、青大将のギャグもマンネリ気味だ。アメリカの大衆ギャグ映画の要素を真似ている場面もあって、今となっては「?」のところもある。球技(サッカー)を無理に演じる加山も上手ではない。この人球技はまるで駄目なのであって、やはり「海」と「音楽」なのである。

  1967年は正月映画「レッツゴー〜」に加え夏に「南太平洋〜」年末に「ゴーゴー〜」の3本の若大将映画が公開されて、同時にサントラLPも併せてリリースされていることから、正に映画も音楽も流行も世論も加山雄三一色の時代だった記憶がある。関西フォーク、アングラフォーク、GSブームはなんとこの後なのである。先進的な加山の存在がかえって世間から浮いてしまっている時期だったのではないか?その反動で1970年以降数年間の不遇な時期を迎えていく・・・。

 挿入歌 「まだ見ぬ恋人」「旅人よ」「I Feel So Fine」「夜空を仰いで」「フォー・オクロック」

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